大阪 中之島、岩手 遠野に次ぎ3館目となる「こども本の森」が兵庫県神戸市に開館しました。過去の2館と同じく建築家の安藤忠雄氏が設計・建築し、市に寄贈した建物です。
BACHは約15,000冊の配架や館内のサイン計画ディレクションを担当しました。蔵書は将来的に25,000冊を目指しており、開館後も増えていく予定です。(選書は神戸市が担当。弊社は選書支援という立場です。)
館内の家具やテーマサインは、神戸市のシンボルである六甲山や県内に生えていた木々を再活用して製作されており、神戸らしさを体現した本の森が完成しました。
本棚6段目より上にある本を眺めると、すべて表紙が見えるように並べられています。これは、文字が読める・読めないに関わらず、本の顔である表紙、絵を見たこどもたちが、視覚的に本に興味を持ってもらうための工夫です。落下防止のため全て固定されていますが、最下段に同じ本が用意されています。
現在は予約抽選制になっていますが、ぜひ新しい「本の森」にも足をお運びください。

写真:岩本順平(DOR)

〒650-0001
兵庫県神戸市中央区加納町6丁目1-1

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