京都造形芸術大学内に、建築家・伊東豊雄さんが設計した「本の洞窟」ができました。伊東氏が手掛けた「台中メトロポリタン・オペラハウス」の構造に着想を得た三次元の本棚です。洞窟内にはBACHの選んだ本が、哲学から経済、アートまで幅広い分野にわたって並びますが、この本棚のコンセプトは「育つ本棚」。棚にはまだまだ本が置かれていない「余白」が設けられています。学生、教員、訪れる方々にお勧めの本を置いてもらい、少しずつ本棚が完成していきます。

設計:伊東豊雄

京都造形芸術大学 
人間館1階 エントランスラウンジ
2012.4.10~8.30 企画展開催

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